高校を中退した後の毒親との闘い
とにかく考える時間はありません。
というか考えさせる余裕はありませんでした。
部屋にいると、ドアと床との隙間から、
毎日毎日、
「いつまでプラプラしてるの?」という様な置き手紙が投函されます笑。
面接も行きました。
バイトも採用されました。
しかし、私が居ない所で「お店にお断り電話」を仕掛けられます。
そろそろ頭がおかしくなります。
「一体どんな職について欲しいんだ?さっさと働けという割に、
あんたらの大事にしている世間体で仕事を選り好みしてるじゃねぇか!」
「へ〜偉そうな事言ってるわね〜。学校も辞めた分際で偉そうに・・・」
「1週間も絶ってまだ自分の矛先を決められないのか。馬鹿だなホント・・・」
10代の多感な時期であり、世間知らずな子供が一生食べて行ける職を
探さなければならないのでしょうか・・・。
「そこまで偉そうに言うなら俺たちが親戚に話しといてやる!」
???
何を?
翌週に、親が大喜びで私の部屋に入ってきました。
「おめでとう!仕事決まったよ!」
???
「明日から○○で働いて来なさい〜」
押し入れから私のデカバックを出されます。
「着替えを入れておきなさいよ」
???
もうどうでも良くなりました。
言われた通りに荷物を詰め込み、親戚に車でどこかに連れて行かれます。
超遠いです。
「お前の親から聞いてるだろ?」
「聞いてない・・・」
「ま、いいや。頑張れよ」
何を頑張るか、何をするか分からず目的地へ。
とある場所で下宿をしながら、働く事になったのでした。
親が何を話して、何を思っていたのか察しはついています。
一応、決められた一定期間そこで住み込みで働く。という条件の元、
そこで世話になる人と話を付けていたそうな。
逃げ道無しです。丁稚です。
とにかく頑張りました。
途中親が顔を出しに来ました。
人前では「我が子を思う偉大な両親」を演じます。
こちらとしては虫酸が走りましたが笑。
(育児放棄した親が何言ってんだ)って感じですね。
後から聞いた話ですが、
私が下宿所に送り込まれた翌日から、
私以外の家族で旅行に言ってたそうですよ。
クソですね・・・。
さぁ、月日は流れ、目的の期間が終了です。(1年程)
「しばらく会わないウチにいい面構えになったな!」
と言われるだろうな・・・
そう言ってほしかった私の気持ちも大きかったです。
が、
久しぶりの実家へ戻った私に発せられた言葉は、
「なんで帰ってくるの?ずっと面倒見てもらいたかったのに・・・」
「明日から何するんだ?休んでる暇があったら働けよ?」
丁稚から帰った当日から、既に明日の事も決めなければならない様です・・・。
「仕事で何覚えたんだ?ほんと馬鹿だな〜お前。ただ単に言われた事やってただけなんだろ〜」
どれだけ親に応えようとしても、認められない毒親が目の前に存在しました。
ただ、いきなり別世界に放り出され、そこでの環境下で
覚えた事やお世話になった方々の教えは今でも全て無駄ではありません。
この頃の私の毒親達への印象は「身売りする人たち」です。
まだ、続きます。
では。