毒親という恐怖政治
毒親に悩む世界中の皆さま、
はじめまして。青空太陽と申します。
昨今、毒親に関するブログや書籍などが続々世に放たれています。
私も先人達の勇気ある行動力に勇気を貰った一人です。
私も毒親育ちです。
おっさんと呼ばれる歳になった時、
自分の親は「俗に言う毒親なのか?」という事を強く思う様になりました。
私の過去の経験談と私が編み出した対処法を書いています。
また、私はプロのカウンセラーでも専門家でもライターでも医師でもありません。
正直、このブログに自分の両親の事を「毒親」呼ばわりして書き下ろす事も
かなり戸惑いました。が、
数十年間苦しんだ自分に「お疲れ様、もう解放されていいんじゃない?」という
気持ちが強く込上げ、思い切ってパソコンの前に座ってキーボードを叩いてます。
専門的な事は正直分かりません。
しかし、同じように両親からの呪縛やマインドコントロールされて
苦しんでいらっしゃる現在進行形の方々とこの悩みを共有したいと思っています。
私もコメントを頂ければ、書いている本人である私自身、勇気づけられますし、
何より、このブログを書く事で一人でも多くの毒親に苦しむ方々の勇気と希望と
明るい未来の突破口になればと思って書いています。
人の悩みに軽い重いはありません。本人が苦しければ苦しいんです。
毒親が創り上げた恐怖政治から解放されましょう。
毒親とはこんな感じでしょうか。
①子供を褒めない
②常に結果で判断する。頑張ったヒストリーに興味は無い
③罵詈雑言を浴びせる
④自分のレールに子供を乗せたがる。逸れるとダメ人間扱い
⑤子供の悩みを真剣に聞けない。聞かない
⑥他人と比較する
⑦子供が謝る・折れるまで徹底的に罵倒する
⑧子供が諦めると手のひらを返した様に優しくなる
⑨子供が困難に陥った時も子供の自己責任。親は面倒事が大嫌い
⑩子供の陰口・嫌味・愚痴を親戚中や知らない大人達に言う
⑪親戚もしくは他人からいきなり説教をされる
⑫恩をきせる「誰が飯食わしてると思ってる・誰が育ててやったんだ」など
⑬子供から指摘された事は絶対に認めない。そしてキレる
⑭会話が成立しない
⑮暴力を振るう
⑯性的虐待
など。
どうでしょう。日常的にこうした事を言われたり、されたりした事はないですか?
大人になって私が思う事があります。
我が子に親の権威を持ち出すのはクソ以下です。
大人が子供に「お金」「家」などの金銭を理由に、
叱る・縛る事は、脅迫と一緒ではないでしょうか。
子供が言い返せない「武器」を毒親は巧みに利用します。
そして子供の気持ちや発言を全て奪います。
当然です。
子供ですから、それらを言われたら言い返す言葉なんて無いんですから。
そんな「親特権」を武器に振りかざすなら、
「だったら産まなきゃ良かったじゃん」
「産んでくれなんて頼んでないわ」
「子供は親を選べないしね」
と声を大にして言いたいですね。
が、
言えば言う程逆効果です。
キレて手を上げてくるか、泣き落としがオチです。
「ここまで育ててあげたのに・・・」「信じていたのに・・・」とかですかね。
ここで子供の心は完全にコントロールされますよね。
(ここまで親身になって言ってくれてたんだ)
(親に逆らった自分が恥ずかしいんだ)
(親の気持ちを察せない自分が恥ずかしい)
・・・自分を戒める気持ちに切り替わります。
ここに私は不快感を感じていました。
当時は理由なんて分かりません。ただ、なんかむしゃくしゃして、
モヤモヤして、気持ちが晴れないのです。
これが毒親の恐怖政治に育った子供の洗脳だと思っています。
私の親の理想像は、
①とにかく褒めて伸ばす。
②厳しく怒る時は、なぜ怒ったのか理由をきちんと説明すべき
③子供の意見を徹底的に理解しようとする努力
④親の感情で暴力を振るわない
⑤人は人、我が子は我が子。良い所を堂々と人に言える力
これです。
毒親は、とにかく我が子を所有物として育てる方が多い様です。
子供は親のラジコンじゃないんですけどね・・・。
上の5項目が自然に出来るご両親の元で育った方たちは、
このブログは読んでいても理解が出来ないかと思います。
ご覧頂く方の中には、
「そんなの自分の弱さを親のせいにしてるだけじゃん?」と思う人もいるでしょう。
根性論だけで解決できる事なのでしょうか。
人の悩みをそう簡単に決めつけてしまうのは少々乱暴な気がします。
自分の経験や思考、思想だけを頼りに、
他人を決めつけてしまう・結論を出す事は如何なものでしょうか。
私は少し違うと思うのです。
親から受けた精神的ダメージを抱く子供は、
周りの理解を得られないまま大人になる方が非常に多いです。
そして大人になればなるほど、社会で苦しい思いをします。
虐げられた思考を、無理に自分に正当化して生きようとする苦しさは、
年齢を重ねると歪みが生じます。
非常にきついです。
とにかく「毒親」というワードを創り上げた方に私は感謝を申し上げたい。
これで「親への感謝」という本当の意味を世間に少しでも認知されれば、
毒親からの決別への門出が広くなると思っています。
取っ掛かりのブログは、ここまでにします。
なかなかこうした記事を書くと過去のトラウマがフラッシュバックしたり、
憎悪に心が支配されそうになります。
だから今日はこの辺で終了させて下さい。
次回は私の体験談を徹底的に書きます。
共感する方がひとりでもいらっしゃれば、私も嬉しいです。
では。